恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―





「………………」



「…………………」





暫く無言が2人を包んだ。






「結菜…髪結んでない方がいいよ」



「…………!!!!」




沈黙を破ったのは平川だった



チラっと平川を見ると私の方に向きを変え寝転んでいた。







「…なによ急に…そんなの私の勝手だし」







私は、いつも学校に行くときは肩より少し長めの髪を2つに結び



眼鏡をかけて学校に通っている。











< 58 / 130 >

この作品をシェア

pagetop