恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―



いつもと変わらない放課後…




今日も櫻チャンと仲良く帰ろうと下駄箱に2人で歩いていると………







ふと、見覚えのある姿に足が止まった。






「結菜チャンどうしたの?」




私は、近くの下駄箱の後ろにサッと身を隠し




「櫻チャン…平川がいる…」




どこに?





なんて言いながら、櫻チャンも下駄箱の後ろに隠れこっそりと




私が指さす方を見たのだ。







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