恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―



「ん?なにこれ?」




「櫻チャン…お願い!!!私やっぱ平川の顔見れそうにないから


靴持ってきて………!!


ここと反対側の渡り廊下にいるから


お願いね!!!」






「ちょ、…まって結菜チャン…」





私は、その場から逃げるように渡り廊下に向った。




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