恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―



「…ご、ごめんなさい…」




平川の顔を見る事もなく、抱き締められていた腕を振りほどくと




その場から走り去ってしまった。










…それから暫くして学校中に

私達が別れたという噂は



すぐに広まったのだ………。










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