恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―


「結菜チャン大丈夫?平川くんと同じクラスみたいだよ……」



「大丈夫!!!大丈夫!!!」




「本当に?」




心配そうに覗き込む櫻チャン。





「そんな顔しないの!!!同じクラスでも話しかけなきゃ…どうって事ないし!!


まさか席が近くだとか、そんな偶然ないだろうから」






あるんですね…



そんな偶然…―――





神様のイジワル………―。













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