恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―



それからの平川といえば




何かある度に家に来るようになっていた。




何かって、特に何かある訳でもないんだけど………―





平川が来る度に何度も、追い返そうと頑張る私をあざ笑うかのように



聞く耳もだずで、いつも居座っていた。




ったく……平川の目的ってに?




全く平川の考えている事が分からない私―…………









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