恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―


「――…平川さぁ、毎日毎日何しに家に来てるの?」




「んー。特に理由なんてねぇよ…
オレたち友達なんだか槇村ん家に来るのに理由いるか?」





「やっ…だから理由も何も…友達でも、そう毎日毎日理由もなく家に来ないでしょ?」




「…そういうもんか?」



「そういうもんです!!!」





「じゃあ、あれだ!!!槇村ん家居心地いいのが理由だな!!!」





な、なんだそれ……―



それが理由ですか…………―




はぁぁ~。






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