恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―


「…てかさぁ……」



「なに?」





「また…結菜って呼んでもいいか?」





「なによ…とと突然…高校の時は勝手に呼び捨てしたくせに…」




「……―だな。なんとなく確認しただけ…」




「お、おやすみー」


「おう…」





急に呼び捨てしていいかなんて聞かないでよ……―




へ、変に意識しだすじゃない……




ダメだ~




明日、布団買いに行こ………―






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