生徒に恋しちゃいました
「ねぇ、ねぇ。うちでお茶してかない?
二人みたいな可愛い子にはサービスするよ」

「え〜、ホントに!?」

「もちろん!一番人気の抹茶パフェ、半額にしちゃう」

俺は目の前の制服姿の女子高生二人に、にこやかに微笑んだ。

「えー、どうしよっか??」

「結城くんが接客してくれるなら、行こうかな〜」

「やった!! 可愛い女の子二人、来店しまーす」

中にいる男共に声をかけると、おぉーという歓声が返ってきた。

「結城くんの浴衣姿見れるなんて、来てよかった〜」

「写真撮ったら、ダメかな??」


「いやー、ごめんね。写真はちょっと・・・てゆーか、俺の名前なんで知ってるの?? もしかして、会ったことある?」

これ、どこの制服だったっけ?
合コンとかしたのかな〜 。
全然覚えてねーな。


「ううん、初めてだけど」

「結城くん、うちの学校でも有名人だもん! ミスター桜木だって写真持ってる子も多いんだよー」


「 そりゃ、光栄だな。 今年もミスターコン出るからさ、よかったら応援してよ」

「「もちろん!!」」






























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