笑顔が仕事!
『その…』

父はとてもためらって言った…

『勇二さん…言いましょうか?』

『いや…俺が言わないと意味ないから…』

そんなに大事なことあたしより純に言うか!?

『お笑い芸人になる…』

『意味分かんない!!何で!?ねえ!』

あたしはお父さんを揺さぶった

『…』

どうしてお母さんもあの人もお父さんもあたしをおいていくの?

『もういいよ!』

あたしは行くあてもなく家を飛び出した



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