愛の贈り物
「あのさぁ〜たかっち!」

「なに?」

「……りさと付き合ってから……してないよね?」


須賀屋が少し真面目な顔だった。


「えっ?なにを?」

「……えっちだよ!」


「バカ!なに聞いてるんだ!!」



「真面目に聞いてんの!」

須賀屋の顔は真面だった。

「…したことある……って言いたいけど、1回もしてないよ。手を繋いだぐらいかな」


俺は正直に言った。

「キスもしてないよね?」

「ああ!!」

「やっぱり!!そうだと思ったんだよねん!でも、よく我慢できるよねん?」


須賀屋は安心した感じだった。

「うっうるさい!」

「あっ!もうこんなじかんだぁ〜あたし、帰るねん!」

「俺も帰るよ。一緒に帰る?」

「あたし、用事があるから、む〜り〜!!じゃまたねん」

と言って、須賀屋は先に帰った。
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