世界で一番ソラに恋した。
毎年、何万人も花火大会に来るし、そこまで大きくないあの駅は帰りは一ミリも人混みが動かないとかあったしね。
「ったく、てめーら、問題は起こすなよ? 俺の進路にヒビが入る」
「ちーっす」
「もちろんっす」
「じゃあ。なんでキャプテン来てくれたんっすか」
「――私がいるから、よね? 大和先輩」
甘い、誘う様な声で奈菜が妖艶に笑うと、男子も女子も顔を真っ赤に染めた。
ひゅーっ
「うるせー! カラオケ、男女分けるぞ!」
「やーん」
「先輩。ラブソング歌ってー」
皆が盛り上がる中、私とソラ君は、ばっちり目があってしまった。
「歌おうか?」
控え目に笑うソラ君とは――あのキス以来の会話だったりする。
「ったく、てめーら、問題は起こすなよ? 俺の進路にヒビが入る」
「ちーっす」
「もちろんっす」
「じゃあ。なんでキャプテン来てくれたんっすか」
「――私がいるから、よね? 大和先輩」
甘い、誘う様な声で奈菜が妖艶に笑うと、男子も女子も顔を真っ赤に染めた。
ひゅーっ
「うるせー! カラオケ、男女分けるぞ!」
「やーん」
「先輩。ラブソング歌ってー」
皆が盛り上がる中、私とソラ君は、ばっちり目があってしまった。
「歌おうか?」
控え目に笑うソラ君とは――あのキス以来の会話だったりする。