世界で一番ソラに恋した。



その夜、一日経ってソラ君から返信があった。


『毎日、放課後に――その場所で勉強しようか』


一文字一文字、目に追って、何度も何度も目で追って、頭の中で読み返す。


ベットの上をゴロゴロ転がっておいたら、壁に激突して鼻を強打した。

けれど、嬉しい。
けれど、幸せ。

このドキドキする気持ちが――一体どこから湧きあがって来たんだろうか。
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