世界で一番ソラに恋した。
ソラ君:『嫌われるのが怖かった。』
前後の文章に脈拍がないメッセージをソラ君が打ち出した。
ソラ君:『俺が、こんな自分を一番嫌いだから、あゆに見せたくなかったんだ』
――ソラ君!
「あはは、後悔謝罪? あゆも既読つけてるから逃げられないね。あはは、ソラ面白い」
ソラ君:『だから、こんな最低最悪な俺を嫌いになる為に聞くなら教えられない。好きでいてくれるなら
花火大会の時に伝えるよ』
「ひゅーひゅー。あゆにハツカレの予感!?」
「や、めてよ。奈菜ったら。こんな、甚平買ったりグループ作ったり――思わせぶりなメッセージ送って来やがって。……ううぅ」