甘く大切な君だけの王子でいたい


こういう噂は、瞬く間に流れた

「俺もな、今まで柚子には迷惑かけた、涼にもな、父親らしい事もせず
田舎に引っ込んで家族寄り添ってこれからは・・・・・」


「深山先生、辞めないでよ、私先生の事が・・・・・一度でいいから」

そう言われてもな、柚子しか愛さない
柚子以上の女はいない

柚子が目を覚まさない時思い知らされた。

俺の体内柚子血で埋められている

柚子いなければ生きていけないくらいだ

初めて出会った時
素通りしていれば人生観変わっていた
気になって仕方なかった
これも導きがあったんたろう

柚子が一緒に働きたいって看護士になった
嬉しかった。
これはこれから二人で力会わせていかなければならない。

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