甘く大切な君だけの王子でいたい

試験会場に行き、受験者の多さに圧倒された。

大丈夫、大丈夫

蓮さんがついているから
大丈夫・・・・

でも看護師に男性がいるとは聞いたけど、それにしても多くない?
女性を見つける方が難しい・・・


そうこうしているうちに始まった。


あ、この問題、蓮さんが教えてくれた

これも、やり方わからなかったけど

教えてくれた問題によくにている







試験も終わり
あとは・・・・

さて報告だけして帰ろって席をたった時
声をかけられた


「はじめまして、難しかったですね、お互い受かっていたら、そのときはよろしく、僕 星野 裕太、こいつ青山圭、君は?」

なんなの?新手のナンパ?



「ねぇ、君・・・出口はこっちそっちは違う」

「しつこい、なんで追いかけるの?」


救いの神「高橋医師さん・・・・」

「お、柚子ちゃん終わったのか?」

「助けて、・・・」

「君なんで逃げるの?名前教えてくれてもいいんじゃない?」

「柚子ちゃん・・・・」

そろそろ外来も終わる頃だと

「おい、美山、柚子ちゃんが・・・」
「切りやがった、すぐ来るから」

「君、名前教えてくれたってな?」

「教えたらどうするんですか?」

「どうするってな、」

遠くから聞こえてきた

「ゆ~~~~~ず」

「来たぞ、彼氏が」

「彼氏?」

「蓮さん・・・」と胸に飛び込んで
オイオイとなきはじめた。

「君達新鮮な病院で何事か?ナンパするために試験受けたのか?軽い気持ちで看護師になるなら辞退しろ」


「なにさ・・・・明日の面接覚えておけよ、キモい女」

柚子・・・・
「明日面接だな?」

ああ美山怒らした。
しらないと・・・

蓮さん明日面接官として男子を・・・

美山楽しそうだな?ストレス発散するんだろうな?柚子ちゃんのためならえんやこらで・・・・
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