甘く大切な君だけの王子でいたい
「笹野、あさからため息か?」

「もう、うんざり、ついていくって大騒ぎするのを振り切って来た」

「俺達は睨まれたけど笹野は手放したくないって」

「あの二重人格をどうにかならない?この先、実習が入ったらまた一段と小姑になるんだろうな?」


「何が小姑?」

「美山先生?何しに?」

「ついていくよ、柚子のいくとこなら・・・・」

「笹野、諦めよ」

「柚子ちゃん?なにため息?何てね、喜べ俺は病院にいる、電話毎日入れろ、それから、ナンパするやつは、俺に許可うけろ、まあ誰も許可はしないけど・・・・」

「笹野・・・・御愁傷」

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