甘く大切な君だけの王子でいたい
蓮さん連休どうするの?
と聞くべきか
ボランティアしていいかって聞くべきか?
どこか行かないの?
これは、ひがむな、俺を追い出したいのか?と
「柚子、何か企んでないか?顔が百面相しているぞ」
「連休どうするの?」
「連休は、高橋達と泊まり掛けゴルフに行くけど、それがどうした?」
「いないんだ、じゃあ私病院でボランティアするね」
電話して
「OKでた、ん、それがいいね、三咲さんや清香さんも?ん、明日担任に言うん、おやすみ」
何企んでいるのか?
今まであったか?
ボランティア?
「蓮さん、ありがとう」って
抱きつき頬に唇を軽くあてた。
「俺許したか?許してないぞ?説明しなさい」
「連休旅行に行きたいなって思ったけど、私よりゴルフをとるから、連休中病院でボランティアするって話、ねぇいいでしょ?」
下からうるうるした目で蓮を見つめ
『ねぇ』って首を傾げた。
柚子、可愛い、可愛いすぎ
「ねぇ、蓮さん・・・・・」
「ん、いいよ、好きなだけボランティアしなさい」
ありがとうございます、高橋先生
蓮さん落としました。
「その代わり『『電話しなさい』』」