甘く大切な君だけの王子でいたい
慰労会
美山には、『慰労会』と言って
他のメンバには『美山の変貌を見る会』と称して
キャンプ場まで遊びに来た。
「笹野、ありがとうな今日は楽しもうな?」
「柚子、楽しませてね、お腹よじれるくらいに、お願いよ」
いや~みなさん、何期待してるの
まさか今日も?蓮さんするのかな?
高橋先生が柚子に手招きした
「美山となるべく離れておけよ、その方がいいから」
何がいいの?
「べったりするだろ?離れていたらな」
高橋先生、蓮さんを知らなすぎる
「無駄だと思うけど・・・・」
話している端から
「柚子・・・そんな男と話す必要はない、こっちへ来い」
「ほらね、」
苦笑いしたけどにんまりしていた。
「まあ後でね」
「蓮さん・・・遊ばないの?私遊んで来るね」
その場を離れようとしたら、腕を掴まれ、「行くな、柚子は ここにいなさい」