甘く大切な君だけの王子でいたい
「見せつけるな」
「渋々来たのに、柚子の願いだから仕方ないよな?柚子」


柚子が走って星野達と合流
「笹野?まだか?美山先生との束縛は」
「早く笑わさせて」

「柚子、こいつらと会話するな、あっちのグループに・・・」

「蓮さんだけ行けば?」

「やだ、柚子も一緒に」といじけ始めた。

「わかった、柚子はここにいろ?俺もここにいる」と肉を焼き始めた。

「そういう事は、俺達がしますから」

「誰がお前達の分を焼くと言ったか?俺は柚子の分を焼くだけだ」

あれ食え、これ食えって
皿に盛り上げた

「柚子、お口を開けて・・・」

周りを見れば、目で受けろって合図
破れかぶれ、今後酒のつまみになるんだろうな?

「じゃあ蓮さんもお口開けて、ア~ン」

「柚子もア~ン」


むせたら、お水を口移しに飲ませようとするわ、火傷するから火には近づけたら行けないって

「お腹いっぱい、蓮さん、ありがとう、今度は蓮さん、ア~ン」

柚子の耳元で「肉より柚子を食べたい、いいだろ?」

「家に帰ったらね」

「俺を飢え死にさせるのか?」


「キスだけね・・」


みなさんの前で「いただきます」って
柚子と唇を重ね始め。


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