甘く大切な君だけの王子でいたい

みなさんまさかとポカ~ん顔

『あいつ、独占欲強すぎ、何もこんなとこで周り見えているのか?』


「蓮さん、終わり、これ以上は・・・」

「柚子は俺を好きでないんだな?」

「柚子は蓮さん、だ~いすきだよ」

じゃあって服の裾から手を入れようとした時

「美山、それ以上はやめろ、柚子ちゃん晒し者にするのか?」

「笹野泣いているでないか?美山さんいい大人だろ?俺達の年代と同じ事したら、幻滅する」

「柚子、星野君達とあっちに行こう?」

「いい?蓮さん?」

「勝手にしろ・・・・」



お互いひさしぶりに別々に・・・・



「あれが美山さん?異常すぎる」

「あなた達も彼女できても束縛しないようにね・・・・」

「柚子をみてたら、可愛そうになった」


「実地実習、私に選ぶ権利ないんだ、」


3人でため息ついた。

「たまには、息抜きしたいだろ?美山さん仕事中に遊ばないか?」

首をふり、半ばあきらめ
「一緒に出勤して仕事終わるまで、小児科のキッズルームやら、内科でお年寄りの話し相手」


また3人ため息

こそこそと3人頭付き合わせ、柚子の後ろに美山さんいるから、意味深な話しようって、OK


「子供できたんだね」

「おめでとう」


あいつら、ガキの分際で・・・


「でも腹でかくなったらな、ばれるよな?」


「ちゃんと報告した?」


「それがな?あいつの保護者がなすごい、あいつにあまちゃんで手ばなさないのにできたから、生ませてくれって言ったら、どうなるか?」


ん?柚子の事か?
いや違う、柚子はいつも俺と一緒にいた。でも勤務時間なら・・・・



『後ろで美山さん唸ってる』


「で生むの?」

「そりゃあ、一度はな、あいつの子供なら可愛いだろ?お前達生まれたら貰ってくれないか?」



ん?貰う?あげる?

「おい、子供を簡単にやるのか?お前が責任持って育てわかったな?柚子行こう」


「犬の話なんだけど?蓮さん勘違いしてない?」


「犬か馬か知らない、柚子は俺から離れるなよ?」

腕を引っ張ると半ば強引に連れていった。

「蓮さん・・・痛い、たまには、いいでしょ?」

「1秒でも離れたくない、離れたら柚子恋し病が発症してしまうくらい離れたくないんだ」

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