甘く大切な君だけの王子でいたい


美山の弱点、ごねたら柚子ちゃんを出せばいいとみな確信した。

「しかしいいよな?美山」

柚子ちゃん可愛いからな、離したくないのはわかるけどな
完全に過保護すぎる

「柚子、そこは危ない、行くな」

「俺達いるから大丈夫、年寄りは足手まといだから、来ないように」

「誰が年寄りなんだ?柚子・・・お前も何か言いなさい」

「蓮さんは、高橋さん達とお茶のんでいてください」

「柚子まで年寄り扱いか?」
いじいじといじけ始めた。

「笹野達見ていたらあきないな?次は何やらかすんだ?」

「柚子・・・・」

「ごめん、ごねたらね後々ネチネチ五月蝿いの・・・・」蓮さんに駆け寄れば「掴まえた」って腰を引き寄せ
キスを迫る

「あれが美山さん?異常すぎる」

「でも柚子に対しての精神年齢は明らかに低いと見た」

ようは、笹野と遊びたい時はおまけがもれなくついて来るって話だよな。


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