甘く大切な君だけの王子でいたい
明け方蓮さんは戻って来た

いつものように

柚子の部屋に入り

「ただいま、柚子」

しかしそこには、幹太が寝ていたから


「あ、兄さんにおかえり、柚子さん!からここに寝なさいって」

「肝心の柚子は?どこだ」

「宿題するために借りている部屋に・・・しかし柚子さん可愛かったな、兄さんに譲らない?」

「・・・・・・・・クソ」


「今日のは兄さんが悪いから、柚子さんをしかる事はできない」


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