甘く大切な君だけの王子でいたい


「蓮さん・・・」

辺り見回し呟いた

「ゆめ?」

クスって蓮さん笑い

「ゆめ見るのはまだ子供だな、柚子は」

んもぅって蓮さんの胸を叩こうとしたら 両腕掴まれ、顔が近づいて
唇を奪われ

角度をつけながら・・・・

『蓮・・・・くる・・・・しい』

「柚子は柚子だから、思ったままでいろよ、進む道がわからない時は俺に委ねろ、一緒に同じ道を歩こう」

「蓮・・・・・」

肌を重ね

首に・・・・

胸に・・・・

薔薇の花を咲かせた


二人で繋がるトンネルの向こう

まだ見ぬ、希望に道溢れた未来に


酔いしれて、落ちていった



「好きだよ、柚子」

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