甘く大切な君だけの王子でいたい
クリスマスの日
「今日は早く帰ってね・・・・」
「ん・・・・・」
「だめでもメールくらいは」
「ん・・・・・」
「う・・・・ワキはシナイでね」
「なんだ?浮気なんてするわけないだろ?」
蓮さんの洋服をつまんで
「だって他所の学校から実習に来ている人達が蓮さんを狙っているんだもん・・・噂流れてるから」
ばかだな、そこんとこが可愛いんだけどな
柚子を引き寄せて強く抱きしめ
唇を重ねた。
「ん・・・・・・」
「柚子、泣くな、柚子が泣くと困る、医局には、舅が柚子の親衛からネチネチ煩い」
「蓮さん、好き・・・」
「俺も柚子が好き・・・仕事じゃあなかったら押し倒しているのにな、運の悪さだけをひいてしまう」