甘く大切な君だけの王子でいたい
やっぱり帰って来ないって
夜の病院へ、料理を詰めて持って行った
高橋さんに料理を渡した
「ん?美山は今日 休みを取っているが?柚子ちゃんにねだられたから、クリスマスするって」
「嘘・・・普通に今日出勤したけど?」
「あ、ごめん、勘違いかも」
「これ 料理みんなで食べてくださいね」
ディナー?それなら連絡あってもいいのに・・・
蓮さん、実家に呼び出されていた。
お見合いの写真目の前に積まれて
「いい歳なんだから、身をかためなさい」
「俺には彼女いる」
「あぁ調べさせてもらったが美山家にふさわしくない、施設で育ったようだな?」
「俺が好きになった女性、こんなにあいつといたいって今までの女では感じる事はなかった、もし反対するなら、縁きるからな?幹大がいるだろ?幹大に継がせばいいんだろ?」
「俺は柚子以外には考えてないから・・帰る」
「幹大、毎度の悪知恵 勉強に回してどうか?お前が柚子を狙っているのは知っているが、お前の器では今の柚子を支えられない・・・・」