彼女がメガネをはずしたら
もくじ

彼女がメガネをはずしたら




「キャハハハハハハ!!」


ーバキ!!


「弱い弱い!その程度かよお、お前らあ」


ードカ!!





暗い路地裏で、女の高い笑い声が響き渡る。


時刻は夜の10時をとうに上回っていた。





「つ、強え・・・。バケモノかよ、この女・・・」


「単独でいくな!一気にいくぞ」


「おう!」


何十人もの男が、ひとりの女を一斉に取り囲む。


長い黒髪を冷たい風になびかせて・・・




女はニタリと笑った。









< 1 / 59 >

この作品をシェア

pagetop