彼女がメガネをはずしたら
「あんな性格の悪い男に彼女なんていないでしょ!?」
「ちょっと、今日初めて会った人を、もう性格悪いって決めつけるの?」
なんて、愛音と言い合っていると・・・
「あ!愛音ちゃんだ!おーい、そんなとこでなにしてんの~?」
速水と一緒に空き教室から出てきた、茶髪男に見つかった。
「・・・美代のせいで嫌なやつに見つかったじゃない」
「え、あたしのせい!?」
「愛音ちゃん、こっちおいでよ!」
茶髪男がこちらに向かってブンブンと手を振っている。
「仕方ない、行くよ」
「ええっ、行くの!?」
あたしたちは3人のもとへと向かった。
「げっ!昭和女、お前もいたのかよ」