マエストロとマネージャーと恋と嫉妬と
かといって、フランスに来る度にシモーヌさんの家に行って、ご相伴に預かっていたのでは申し訳ないと言うか、図々しい。

だから、昨日の食事のお誘いというのは凄く有り難かった。
たまにも梁瀬さん、じゃなかったマエストロ以外の人とも食事したいし、会話からフランス語
の勉強になるだろうし。

あーあ。
また誰か誘ってくれないかな。それも図々しいか。


今回の定期公演も滞りなく終了。
梁瀬さ、マエストロが常任指揮者に就任してからかれこれ経つ。

創設以来初めての東洋人指揮者という事で、話題先行、興味本意、物珍しさの弾は尽きてしまっている。
これからが、本当だ。真価が問われる。


小耳に挟んだ噂では、定期会員数も観客動員数も共に減少してきているとか。
質の良い素晴らしい演奏をすれば、観客の数は
自然と増えていくのか。
それとも、もっと草の根的に、学校や病院なんかを訪問したりだとか、お試しの様な感じでのチケット無料配布、そういうイベント的な事まで広めていかなければならないのか。


そういうのは運営者側が決める事だ。
やな、マエストロはやるべき事をやるだけなのだと思う。
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