運 命って信じますか…?
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✡真季side
席替えで隣の席になったのは、小柄でちまっとした感じの女の子。
飛び抜けて可愛いわけでもなく、目も大きいわけでもない。
でもなんだか見とれてしまった。
頬杖をつきながら校庭を眺めている彼女。
この子の名前ってなんだろう?
ふと思って席順が書いてある用紙を見に行った。
『矢野 海心』
うみ…。
思い入れがある名前だ。
少し抵抗があるが、オレは海心チャンから目が離せなかった。
「うみ…ね…」
ぼそりとそう呟いてから、気を取り直して話しかけてみようと思った。
よし、元気に、明るく!
「海心チャンだよね?? オレは真季だよ!」
✡真季side
席替えで隣の席になったのは、小柄でちまっとした感じの女の子。
飛び抜けて可愛いわけでもなく、目も大きいわけでもない。
でもなんだか見とれてしまった。
頬杖をつきながら校庭を眺めている彼女。
この子の名前ってなんだろう?
ふと思って席順が書いてある用紙を見に行った。
『矢野 海心』
うみ…。
思い入れがある名前だ。
少し抵抗があるが、オレは海心チャンから目が離せなかった。
「うみ…ね…」
ぼそりとそう呟いてから、気を取り直して話しかけてみようと思った。
よし、元気に、明るく!
「海心チャンだよね?? オレは真季だよ!」