運 命って信じますか…?



彼女は眠かったようで…。

なんか起こしちゃって悪かったな…。




「海心っていうよ。今日からよろしくね、真季くん!」




にこっと微笑みながら元気そうに返事を返してくれた海心チャン。




肌が綺麗だ…




椅子に座っている彼女は立っているオレより小さくて、自然と上目遣いになっている。


目が大きくないと上目遣いが可愛くないというオレの定義をぶち壊した。




可愛い…。




中学までは恋は遊びだと思っていた。


付き合って、キスして、ヤってさようなら。


これが当たり前だと思っていた。





なのになんだこの気持ちは。





オレは初めて女を守りたいと思った。





海心チャンが小柄な事もあるかもしれないけど、初めてこんな気持ちを持った。





これが一目惚れってヤツか…??





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