生徒会長と恋の罠
「っ~‥‥」
身体がビクッと震え、声にならない声が口からもれる。
クスクスと笑う悠くんにの声が聞こえてきた。
「‥‥僕の彼女、恥ずかしがり屋だから誰かは教えてあげられないけどね」
「彼女、?」
「そう‥‥大切な、彼女 」
だからさ、と悠くんに抱き寄せられる。
その声は聞いたことないくらい低く、相手を威圧した。
「--‥‥その胸糞悪い話し、"俺”の前で二度としないでくれないか」
悠くんの仮面が、外れた。