嫌なアイツと恋をする
ドンッ


私の顔の横にアイツの手が通る。


ビクッ

顔近いんですが…。


もう後1㎝でキスしそう…。

「俺の事嫌いなの?」

颯が甘い声で耳に囁く。


気持ち悪い…。


嫌いに決まってる。


でも、今『嫌い』なんて言ったら

キスされるから、やめといた。


エロい奴は大っ嫌いだからね。
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