嫌なアイツと恋をする
第4章 ◇ 笑顔
「あ。そうそう!消しゴム貸して^^」

颯が笑顔で言ってくる。

ここはシカトだろb

『・・・・・・・。』

「ヒョイット。」

何効果音言ってんだこいつは??ついにくるったか;


「可愛いジャン??消しゴム。」


…へっ☆??


バッ


振り向くと、私の筆箱
が開いていて、

颯に勝手に消しゴムを使われていた。



『ちょっと何使ってんの!!』

って言おうとしたけど、そのまま何も言わず、すかさず颯の手から消しゴムを取り返して、思いっきり睨み付けてやった。


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