嫌なアイツと恋をする
『日向 颯・・・。』
私を地上最悪な感じで
振った奴。

こいつが同じ中学って

…終わった…


そう思いながら私はため息をついた。

「な~んだ颯か!別に昔の事なんて忘れなよ?颯カッコいいからいいじゃん!!しかも颯も悪気はなかったと思うよ?」

アイツ(颯)が悪くないように

柚那は言うけど……

だって!!!

アイツの振り方といえば最悪なんだもん?





―告白当日―

『好き……です…』

私が告白してから約二分ほどの沈黙が続いた時…。

『…ん!!?』

颯がいきなりキスをし
てきた。

私はあんまにも突然の
事でおどろいた。

『ん……バッ』

思いっきり颯の肩を叩いて

引き離した。

そしてこんな事を言われるとは。。。


「まともにキスできないやつなんてタイプじゃないし」







ダョ!!?

ちょっと妄想世界に行き終わってから

飛び付くように柚那に
言った。


『わわわわわ―!!?悪気がないなんてありえないっつ~の!!!あんなエロい奴なんて視界にも入れたくないよ;』

だから恋愛はヤダ。


告白してせっかくの仲
を裂くような―…

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