嫌なアイツと恋をする
『別にいいし!!』

私は軽く叫んだ。

何か…しつこい。

優しいのかもしれないけど。



カツカツカツ…


そう言って、先に行った。


『もう…1人で出来るからいいの……。』


クラッ



『にっ!!!?』



ガッシャーッン!!!!



『うわ…やっちゃったよ…。』


アイツが来る前に片付けないと絶対馬鹿にされる!







スッ





「…やっぱり美香…お前1人じゃ無理だ。俺が必要なんだろ?」


と言って私の顔を見ながら手伝ってくれた…。


ていうか手伝いやがった!


『手伝わなくても私1人でできるもん!!』

パシッ


『…!☆』


デコピンされた。

『ちょっと…!』


「返事…。」

・・・・・は?

「返事…まだ?」

返事って…
告白の!?


『なんで…。』

< 20 / 32 >

この作品をシェア

pagetop