嫌なアイツと恋をする
ていうかOKな訳ないじゃん。

私の事振ったくせに。

私の苦しみそのまま返してやる…。


だけど柚那に相談してからに


し~よおっと♪♪♪


『御免ね?また後でにするわ。』

なんとも我ながら憎らしい言い方だ。


「そ…。」

颯はそう言いながらニヤけていた。


自分の恋が実るとでも思ったのであろうか。
勝手な妄想を…。

気持ち悪い。





―そして…―

返って来たら柚那が飛んできた。

もう中休みだったからだ。

「遅かったじゃん!もしかして美香…颯とラブってた??」


いきなり何かと思えば
『ななななな…!な訳ないじゃん!!!!』
超ありえないし。

あれはラブってたとは言わないと…。


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