BEAST POLICEⅢ
スプリングフィールドXDの引き金を引こうとするオルロフ。

スプリングフィールドXDはマンストッピングパワーに優れた45口径の弾丸を使用する。

まともに食らって立っていられる人間はいない。

その威力と信頼性から、クロアチアの軍や警察に制式拳銃として採用されたほどだ。

巽とて真っ向から受け止める気などない。

オルロフが撃つ前に接近し、組み付いて投げようとする!

これに抵抗するオルロフ。

取っ組み合って、診療所内で乱闘する2人。

組み合ったオルロフの手が。

「ぐぅあぁぁあぁぁぁっ!」

まだ完治していない巽の肩の傷を抉る!

「どうだ銃で撃たれた傷は?銃は痛ぇだろ?怖ぇだろ?銃こそが最強だと思わないか?えぇ?」

巽の傷を親指で抉りながら、狂気に駆られた笑みを浮かべるオルロフ。

「確かにな…てめぇみてぇな奴に使わせたら…」

巽は痛みに耐えつつも、オルロフの腹に膝を叩き込む!

「銃は最『凶』の武器だ!」

< 147 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop