BEAST POLICEⅢ
「何言ってやがる!人殺し野郎の言い分なんか信用できるかよ!」
信用ならないと咬みつく巽。
しかし。
「俺達の組織に、銃器を得物にする暗殺者は存在しない」
雪村は静かに呟く。
ジャム(弾詰まり)、バレルの焼き付き、不発弾など、作動不良が宿命とも言える銃器。
命のやり取りをする殺しの現場において、そんな不確かな要因の絡む銃など、亮二達暗殺者は使用しないというのだ。
「それでてめぇらが犯人じゃねぇって証拠が、どこにあるってんだ」
「……」
巽の問いかけに答える事なく、亮二は踵を返す。
信用ならないと咬みつく巽。
しかし。
「俺達の組織に、銃器を得物にする暗殺者は存在しない」
雪村は静かに呟く。
ジャム(弾詰まり)、バレルの焼き付き、不発弾など、作動不良が宿命とも言える銃器。
命のやり取りをする殺しの現場において、そんな不確かな要因の絡む銃など、亮二達暗殺者は使用しないというのだ。
「それでてめぇらが犯人じゃねぇって証拠が、どこにあるってんだ」
「……」
巽の問いかけに答える事なく、亮二は踵を返す。