BEAST POLICEⅢ
レストラン銃乱射事件
オルロフの足取りが摑めないまま、一週間が経過した。
巽が毎日パソコンのモニタを睨んでいる。
今もアングラサイトを回り、オルロフの手掛かりとなりそうなものを探しているのだ。
「倉本さんはやらないの?サイト回り」
診療所。
倉本にコーヒーを出しながら、美奈は問い掛ける。
「自分はパソコンやスマホは苦手でな」
コーヒーを受け取る倉本。
彼の所有しているのはガラケーだ。
一時期スマホを持っていた事もあったが、どうにも馴染めなかったとの事。
「完全無欠の倉本さんにも、機械音痴って弱点があったのね」
「……」
クスクス笑う美奈に、倉本は憮然とした。
巽が毎日パソコンのモニタを睨んでいる。
今もアングラサイトを回り、オルロフの手掛かりとなりそうなものを探しているのだ。
「倉本さんはやらないの?サイト回り」
診療所。
倉本にコーヒーを出しながら、美奈は問い掛ける。
「自分はパソコンやスマホは苦手でな」
コーヒーを受け取る倉本。
彼の所有しているのはガラケーだ。
一時期スマホを持っていた事もあったが、どうにも馴染めなかったとの事。
「完全無欠の倉本さんにも、機械音痴って弱点があったのね」
「……」
クスクス笑う美奈に、倉本は憮然とした。