空 - sora -

01.夢

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「 これとこれとこれ 明日までね 」




「は … はい 。」






毎日毎日仕事に追われてる。

〝もう逃げたい 〟

なんて何回思ったかなんてわからない。

私は斉藤美久 19歳。

今年夢を叶えるために田舎の北海道から

一人飛び出して東京へと上京した。

でも、想像してる暮らしとは

掛け離れてて。

私は夢を叶えるために仕事をしながら

通信で資格を取っている時だった。

でも仕事に余り余裕ができず

通信の方に手が回らなかった。




「 明日まで …か 。」




〝 はぁ … 〟 とため息を漏らしながら

積んであるたくさんの資料に

手を伸ばした。




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