コールセンターの恋愛事情
Second Call■立てこもり事件は現場で起こっている!
わたし、須知紬。
通称“ゴミ捨て場”と呼ばれる部署であるコールセンターに配属して、1ヶ月が経ちました。
どうやら大半のクレームは本社の方で片付けられるみたいなので、仕事はないと言っていいほどにありません。
始業から定時までお茶会と言うものをほぼ毎日やっています。
さて、わたしは…立てこもり事件に巻き込まれています。
…長いよ。
何だ、この前説は。
現実逃避もいいレベルだよ。
と言うか、こんなのん気にベラベラとしゃべってる場合じゃなかったよ…。
部屋の隅っこで悶々としていたら、
「困ったね…」
小声で内場さんが話しかけてきた。
「困りましたね…」
それに対して、わたしは同じように返した。
テーブルの方に視線を向けると、わたしたちを隅へと追いやった当人が猟銃を片手に右へ左へとウロウロしていた。
何でこんなことになったのよ…。
通称“ゴミ捨て場”と呼ばれる部署であるコールセンターに配属して、1ヶ月が経ちました。
どうやら大半のクレームは本社の方で片付けられるみたいなので、仕事はないと言っていいほどにありません。
始業から定時までお茶会と言うものをほぼ毎日やっています。
さて、わたしは…立てこもり事件に巻き込まれています。
…長いよ。
何だ、この前説は。
現実逃避もいいレベルだよ。
と言うか、こんなのん気にベラベラとしゃべってる場合じゃなかったよ…。
部屋の隅っこで悶々としていたら、
「困ったね…」
小声で内場さんが話しかけてきた。
「困りましたね…」
それに対して、わたしは同じように返した。
テーブルの方に視線を向けると、わたしたちを隅へと追いやった当人が猟銃を片手に右へ左へとウロウロしていた。
何でこんなことになったのよ…。