コールセンターの恋愛事情
「んだーもう!

どうでもいい!」

バン!

「きゃあっ!」

男が怒鳴るように叫んだかと思ったら、銃声が響いた。

わたしは銃声に驚いて、両手を耳に当てた。

「どの道この道、お前らンとこの対応が悪いんだ!

責任は取れない!?

そっちの責任だ!?

ふざけたことを言ってんじゃねーぞ!

こっちは高い金を払って商品を買ってんだよ!

その商品の欠陥についてクレームを入れて何が悪い!」

バンバン!

猟銃を片手に暴れ出した男に対してどうすることもできない。

「落ち着いてください!

お客様への対応が悪かったことは謝ります!

それよりも、一体どんな商品をお買いあげになったんですか!?」

銃声よりも大きな声で内場さんが男に向かって叫んだ。
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