Last Lover
Story1
「いいなー!菜穂の彼氏」
「羨ましすぎるー」
昼休み、イツメンでご飯を食べながら、恋バナで盛り上がっていた。
「あたしも恋したいなー」
心の声を、ふと言葉にしてしまった。
「愛菜には彼氏いるじゃんかー!」
「…あれ?言ってなかったっけ、別れたこと」
「別れたのー⁈」
「んま、いろいろあってさ…」
彼氏…いや、元彼の大輔と別れたのは3ヶ月前の6月。
振ったのは私だった。
別に嫌いになったわけじゃない。
むしろ、まだ大好きなのが事実。
私の部活が忙しくて会える日が全然ないのに付き合っているなんて、大輔にとってプラスにはならないと思ったから振った。
簡単に言えば、私のわがままでしかないけど。
「羨ましすぎるー」
昼休み、イツメンでご飯を食べながら、恋バナで盛り上がっていた。
「あたしも恋したいなー」
心の声を、ふと言葉にしてしまった。
「愛菜には彼氏いるじゃんかー!」
「…あれ?言ってなかったっけ、別れたこと」
「別れたのー⁈」
「んま、いろいろあってさ…」
彼氏…いや、元彼の大輔と別れたのは3ヶ月前の6月。
振ったのは私だった。
別に嫌いになったわけじゃない。
むしろ、まだ大好きなのが事実。
私の部活が忙しくて会える日が全然ないのに付き合っているなんて、大輔にとってプラスにはならないと思ったから振った。
簡単に言えば、私のわがままでしかないけど。