なつめくんの束縛2
不機嫌ななつめくん
「昨日の放課後にねボーッとグラウンドを見てたの!
その時に…」
お昼に棗君に昨日あったことを話す。
棗君はもぐもぐと口を動かしながら頷いてくれる。
「なんか林道 可威っていう私と棗君より1つ下なんだけどその男子生徒にチビ、ブス、デブって~……!」
ううっと肩を落とす私に究極のとどめを刺したのは棗君で……
「え?
知らなかったの?
それあながち間違ってないけど。」
棗君は表情1つ変えずにそう言う。
な…棗君まで………っ!!
男の人って…
デリカシーってものがないのかな…?