なつめくんの束縛2





「ゆっちゃんゆっちゃん」





私の名前を2回呼んだ棗君は隣においでとでも言うように自分の隣をトントンと叩く。






意味がわかった私は立ち上がって棗君の隣に座る。







「ゆっちゃんは俺に従順でいい子だね」





な…なんかその言い方怪しい……。






「俺の言うことは前も今も必ず聞くもんね?」






ニヤリと笑う棗君は何かを企んでるみたい。







な…なにかな……?






「家に来たってことは…


そういうこともありってことでしょ?」







そ…それは……







私が固まっていると棗君が私の耳元で…






"キスとかそれ以上とか?"









……っ棗君の変態…










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