なつめくんの束縛2






「………え…?」






つい俺は声を出してしまった。







それと同時にゆっちゃんをドンッと押して引き離す。






「っ…?



棗君……?」






ゆっちゃんはわけがわからないような顔で俺の顔を見る。







正直混乱して…






何から言えばいいのか……








俺は平然を装って…








「ゆっちゃん」







名前を呼んだ。










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