なつめくんの束縛2
「なにこれ…」
俺はゆっちゃんの首筋にある印を指で触る。
俺がそう言っても…
「え…?」
ゆっちゃんは何もわかっていない様子。
どこかで俺もわかってた…
「誰がつけたの?」
「もしかして…ゆっちゃん他に好きな男でもできた…?」
ゆっちゃんはそんなことをする訳ないって…。
「な…なんで!?
私は棗君だけだよ…っ…?」
俺がむしゃくしゃしてめちゃくちゃな事を…
「………ふーん…。
やるならもうちょっとうまくやりなよ」
言ってしまってること…。