なつめくんの束縛2
「その2年!!
何してくれてんのよ!!」
私が全部を話した時に金宮さんはまたすごい顔で大きな声を出した。
「そ…それで今日林道君の所に行って来ようかなって思って…」
棗君に林道君の口から説明してもらえば…
どうにかなるかなって…
「私もついていこうか…?」
金宮さんが心配そうにそう言ってくれる。
「ううん!
一人で頑張ってみる!」
ニコッと金宮さんに笑ってそう私は言った。
「もしダメだったらすぐに私に言うんだよ!」
金宮さんが優しい人でよかった…
「うん!
じゃあちょっと行ってくるね!」
私がそう言うと金宮さんはファイト!と声をかけて私を見送ってくれた。