恋物語




私は紙に書いた言葉を後悔していた。






『貴方の後ろになりたかったから嘘をついた。だから私はその病気を知らない。』








…書くんじゃなかった…





私はチラッと彼の背中を見た…





あれ…?



彼の髪から少しだけ見える耳が真っ赤になっていた…










その日彼からその手紙の返事は来なかった…




私は家に帰ると『彼の耳はなんで赤かったのだろうか…』と考えながら眠りについた。



やっぱり彼は謎だらけ…



-鈴side終わり-
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